So-net無料ブログ作成
検索選択

フィンランドに行って、図書館について考えたこと [図書館]

さて、長くフィンランドに旅行に行ったことについて書いてきました。
友人には「何泊したの?」と言われましたが、何のことはない、
たったの5泊です。しかも一泊は機中泊です。
とても楽しい旅だったので、アルバム代わりに色々書いちゃいました。
あと、とっても興味深く、いいところだったので、少しでもその良さが
読んでくださっている方に伝わればと思います。


そして、フィンランド滞在中に3つの図書館をちょっとだけ見ることができました。
旅行前に読んだこの一冊の本がとても参考になりました。


・「学力世界一を支えるフィンランドの図書館」 西川馨編著 2008年5月
教育資料出版会〔発売〕 ISBN978-4-87652-490-7 2940円


まず、タンペレの街で見たタンペレ市サンポーラ図書館。
ここは、バスの窓から見ただけですが、アルファベットが大きなガラス窓に
デザインされていて、外から見てもポップで楽しい感じがします。
上記の本のレポートによると、ここは小さな図書館ですが、ネットスクエアという
情報サービスの拠点であり、様々な言語で、コンピュータリテラシー向上の
手助けを行っているようです。移民が多いという地域の事情もあるようです。

また、Dyslexia(失読症)の人々に対するサービスの拠点でもあり、
図書館員や地域の専門家や生涯学習センターなどが協力しながら
サービスを行っているそうです。
上記の本に、タンペレ図書館の職員が発表したサービスについての発表資料が
掲載されています。
そのなかで、「dyslexiaはフィンランド人口の6-7%と見積もられている。
定義をもっと広げて、理解力及び学習困難者まで含めると、20%にまで
達してしまう。」という記述に驚きました。これは日本でもそう遠くない
パーセンテージだと考えられますよね。
図書館が通常行っているサービスが、そもそも20%の人に対して
利用が困難であるというのは、看過できない数字だと思います。
私は今まで障害者サービスに関わったことはないのですが、現在のサービスが
想定している範囲ではカバーしきれないというか、もっと違うサービスの形が
必要なのでは、という気がします。
とか言って、具体的には全く何のアイデアもないのですが。お恥ずかしい限りですが、
そのようなサービスを行っている図書館があるってことも今回初めて知りました。


そして、もう一つタンペレの街にあるタンペレ市中央図書館。
ここはムーミン谷博物館が併設されていて、ピルカンマ地方の広域図書館でも
あるので、かなり広い図書館でした。
実際にちょこっと入ってみたのですが、館内随所にカウンターがあり、
多くのスタッフが働いていました。人に余裕があると、お客さんとしては
尋ねやすい雰囲気になりますよね。
そして上記の本のレポートによると、インターネットバスなるものがあって、
市内の各ステーションで講習などを行っているとのこと。移動図書館って
こんな使い方があるんですねー。すごい!


そして、ヘルシンキ市内では、超メジャー観光スポットヘルシンキ大聖堂の隣に、
ヘルシンキ大学の図書館がありました。
ここでは入り口で荷物を預けなければならず、バスの集合時間が
迫っていたのと、係員らしきおじさんがこわもてだった(だからって
悪い人じゃないとは思いますが…)のとで、奥までは入りませんでした。
とても美しい図書館であるらしいです。
…観光の際の時間配分は大事ですね。



さて、明日からはライブラリー・アカデミーが始まります。
また課題レポートのメモなども兼ねてここに何かしら書くと思います。
よろしければお付き合い下さいませ。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。